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『風の帰る場所』(宮崎駿)

 このあいだ寝言で
「目が、目がぁぁ…」
 とか呟いてたらしいんですが、どんだけラピュタっ子なんでしょうかね。ぼくは。
 考えてみれば金曜ロードショーだけでも一体何回観たのか、覚えてないくらいです。
 今週は『カリオストロの城』をやるらしいんですが、やってるとついつい観ちゃうんですよねぇ。

 そんな作品を産み出してきた宮崎監督のロングインタビューがこの本。
 カリオストロ・ナウシカ・ラピュタ・トトロを「四角形」と表現してるのには驚きました。なるほどねぇ。



 音楽評論家の渋谷陽一がインタビュアーという変わった本なんですが、この人のおかげでいろいろな話が引き出せたのかなという気がします。なんだか変な絡み方してる部分もあるんですけど、全体的には面白く読めました。
 特に印象に残ったのはこのあたり。
 『人というのはこういうものだ』っていうふうな描き方じゃなくて、『こうあったらいいなあ』っていう方向で映画を作ってます。『こういうもんだ』っていうのは自分を見りゃあわかるんでね。
 自分がくだらない人間だと思ってるから(笑)、善良な人が出てくる映画を作りたいと思うんです。
 例えば、子供がある肯定的なものに作品の中で出会ったときに、こんな人いないよとか、こんな先生いないよとか、こんな親いないよって言っても、そのときに『いないよね』って一緒に言うんじゃなくて、『不幸にして君が出会ってないだけで、どこかにいるに違いない』って僕は思うんですよ。
 この子が生まれてきたことに対して、『あんたはエライときに生まれてきたねえ』ってその子に真顔で言ってしまう自分なのか、それともやっぱり『生まれてきてくれてよかったんだ』っていうふうに言えるのかっていう、そこが唯一(笑)、作品を作るか作らないかの分かれ道であって、それも自信がないんだったら僕はもう黙ったほうがいいなっていうね。
 兵器オタクだとかなんだとか、いろいろ言われることもあるけれど、根っこのところにあるこういうポジティブさが人気作品を作り出す鍵になってるんじゃないかと思うんですよね。

 それにしても、また寝言の話に戻りますが、
「人がゴミのようだ!」
 とか呟いてたんじゃなくて本当によかった。

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