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『竜馬がゆく(4)』(司馬遼太郎)

 あけましておめでとうございます。
 明日からまた仕事ですねぇ。仕事ですか。うん。

 昨年末は何だか突然企画系の本ばかり読み漁ってる感じになっちゃいましたが、小説も読んでないわけじゃないんですよ。ちょっとずつ消化してかなきゃ。



 第四巻の内容をざっくり説明すると
   竜馬、船を手に入れる
   さな子の恋
   武市、運命のとき
 みたいな感じですかね。なんだかサザエさんみたいになっちゃいましたけど。
 竜馬が船を手に入れる経緯って、なんだか嘘みたいな感じですよねぇ。この辺は史実に基づいてるんでしょうけど、ありえないように思ってしまいます。
 さな子ちゃんは小説的に考えると、もう正ヒロインの座しか有り得ないような健気さなんですけど、事実っていうのは邪魔なもんですね。
 主人公が「龍馬」ではなく「竜馬」ってことで、他の作品に比べてもフィクションを入れる余地を残したスタンスで筆者はこの作品を書いていると思うのですが、さな子に関してはどう着地させる気があるのかっていうあたりも気になるところです。

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