『天使と悪魔』(ダン・ブラウン)
これは面白いよ!
あの『ダ・ヴィンチ・コード』
のラングドンを主役にすえた初めての作品がこれなんですが、展開のダイナミックさと作品のスピード感・スリルについてはこっちのほうが上なんじゃないかなぁ。
まあダ・ヴィンチ・コードのほうは映画しか観てないんですけどね。あれも原作を先に読んどくんだった! 映画は原作を読んでから観るに限りますね。
この作品も映画化が決定してるらしいので、読むんなら今のうちですよ!
あの『ダ・ヴィンチ・コード』
まあダ・ヴィンチ・コードのほうは映画しか観てないんですけどね。あれも原作を先に読んどくんだった! 映画は原作を読んでから観るに限りますね。
この作品も映画化が決定してるらしいので、読むんなら今のうちですよ!
象徴学の学者ロバート・ラングドンのもとに、スイスの科学研究所から連絡があった。ある紋章についての説明が聞きたいというのがその用件だったが、それはラングドンを戦慄させるのに充分なものだった。遥か昔に消滅したはずの秘密結社イルミナティ──その失われた紋章が現代に蘇ったのだ。それも、死体の胸に押された焼印として。ラングドンは専門家としての知識を期待され、事件の解決に協力することになるが、事態は風雲急を告げていた──もうね、語り口が上手い上手い。
最初のつかみで風呂敷をドカーンと広げたら、あとはひたすら急降下していきます。そして最後、ようやく着地したと思ったら風呂敷の裏地にとんでもない絵が隠されていた、と。ジェットコースター的なエンタテインメントが好きな方には是非ともオススメしたいですね。
もちろん、ダ・ヴィンチ・コード同様の薀蓄も出てくるので、神話が好きだとか美術が好きなひとにも楽しく読めるんじゃないかと思います。アンビグラムを見るだけでもご飯3杯くらいいけますよ。
あれ、ベタ褒めですね。
まあ何か難点を探すとするなら、いろいろ「ベタ」すぎるかなぁというところもあるんですが、これだけよく出来てれば問題ないですよ。
ダ・ヴィンチ・コードも読まなきゃ。
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