『剣客商売 勝負』(池波正太郎)
病気がちな主人公っていうのは得てして美形だったりするもんですが(沖田総司とかね)、この作品の主役は爺さんの癖に腹壊してばっかりいるんですよ!
まあ「癖に」ってことは無いかもしれないけど、こんな爺さんが愛すべきヒーローなんだから困っちゃいますよね。
まあ「癖に」ってことは無いかもしれないけど、こんな爺さんが愛すべきヒーローなんだから困っちゃいますよね。
剣客商売の第11巻は『剣の師弟』『勝負』『初孫命名』『その日の三冬』『時雨蕎麦』『助太刀』『小判二十両』の7編を収録。
相変わらず軽妙な面白さなんですが、『初孫命名』の中で雑木林で唸る爺様と『助太刀』で「ああ、引き受けた」と にっこり頷く男前が同じ人物とは到底思えません。いや、インパクト強かったんですよ。本当。この時代には よくあることだったんでしょうけどね。
相変わらず軽妙な面白さなんですが、『初孫命名』の中で雑木林で唸る爺様と『助太刀』で「ああ、引き受けた」と にっこり頷く男前が同じ人物とは到底思えません。いや、インパクト強かったんですよ。本当。この時代には よくあることだったんでしょうけどね。
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