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『マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気』(冲方 丁)

 アクションがやりたくて『○○無双』を勝ったのに何故かプレイ時間の半分は麻雀だった。だけどその麻雀が滅法よくできててアクションに負けないくらい面白かった!
 そんな感じです.この小説は。


 一作目はこっちね。

 正直に言って二巻のラストを読んだときは「まだやるの!?」と思ったカジノ編ですが、これだけ長いともうね、そういうもんだと思えますよね。面白ければなんでもよかろうなのだと。
 一巻ではまだ違和感のあったバロットのキャラクターも落ち着いてきたし、ずっと観たいと思っていたカッチョいいアクションシーンも観られたし。最後までテンションを保って面白く読めました。
 いろいろと誤解を招く要素てんこもりの小説ですが、是非先入観を取っ払って読んで欲しいなと思います。
 あとは、設定だけもう少し分かりやすいといいですね。委任事件担当捜査官が権限を発揮できる条件とか、そもそもなんでそんなものが出来たのかとか、イマイチ納得できてないところがあるので。
 まあ、続編が出てるらしいのでそちらに期待かな。

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