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『ホロー荘の殺人』(アガサ・クリスティ)

 ラオウ「ハッピバースデーうーぬー」

 というのを見て5分くらい笑いが止まりませんでした。天才だ。
 ロウソクは北斗七星の形に挿すんでしょうね。

 んなわけでミステリの天才・クリスティの話。さすがに面白いですねぇ。

 ホロー荘の週末は大変な事件に巻き込まれた。プールサイドで倒れる男と、銃を手にした女。ちょうど邸に招かれていたポワロは事件直後の現場を目にしたが、生きているのは死にゆく男ただひとり、といった奇妙な印象を受けていた──
 頭の回転が速いが、どこか浮世離れした感覚のルーシー。芸術家で、優しさとどこか残酷さを兼ね備えたヘンリエッタ。いつも苛々としているが、常に何かを求め続けているジョン。夫を献身的に崇拝するが、常に自分の失敗に怯えているガーダ。優しすぎる、過去に生きる男エドワード。全てを手に入れずにはいられないヴェロニカ。
 とにかくキャラクターが立っていて、その顛末が気になりつつ、本筋の犯人当ても翻弄される。王道ですよね。
 古典といっていい作品なのに、鮮やかに裏切られる。だがそれがいい。

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