池袋西口公園 ってどこだ?
検索してみたら
東京芸術劇場のまん前なんですね。警察署も近い。
ちなみに
いけふくろうがいるのは東口。こちらは「いけオウル」とは呼ばないようです。
高校を卒業したあの年の夏、おれたちは毎日
池袋西口公園 に通っていた。ナンパ目的の男と女、振り付けの練習をするダンサーのチーム、ギターをかき鳴らすシンガーたち。おれたちは一日、ベンチでぼんやり過ごすだけ。そんな日も長くは続かなかった。リカがストラングラー(首絞め魔)に殺られたんだ──
裏表紙には “ミステリの「今」を知りたければ池袋を読め” みたいなことが書いてあるんですが、これ、ミステリじゃないですよね。
んじゃ、何が一番近いかな? と考えてみたのですが、これは現代の
『ぼくらの七日間戦争』(宗田 理)
なんじゃないかと。ジャンル名じゃないし、そもそも内容が全然違うよ!と怒られてしまうかもしれないんですが、ボーイズたちがチームワークで事件を解決していくところや、「都合よく話が進むなー」というところも含めて、すごく懐かしさを感じてしまったんですよね。もちろんマコトが英治で、タカシが相原。吉岡が矢場か瀬川さんかな。矢場は礼にいか?
ぼくらシリーズに比べると随分荒んだ話になってしまってるけど、根っこのところは一緒という気がします。若いなーという気もしますけど、終わってみたらなかなか面白かったですよ。
って、この話の舞台8年も前だ。現代じゃねぇ。
最近のコメント