『書斎の死体』(アガサ・クリスティ)
もし金田一くんと友達になったとしても、絶対に旅行には行かないと思います。
雪山の山荘とか、吊り橋の先にある旅館とか、命がいくつあっても足りないよねぇ。
と、いうわけで、ベタなシチュエーションの殺人事件、パターン「書斎の死体」。
あいつ怪しいと思ったんだけど、最後まで自説を貫けなかったなぁ……(独り言)。
『THE BODY IN THE LIBRARY』
Agatha Cristie
ISBN4-15-070016-8
と、いうわけで、ベタなシチュエーションの殺人事件、パターン「書斎の死体」。
朝早く、電話のベルが鳴った。ミス・マープルが受話器を取ると、バントリー夫人のひどく興奮した声が伝わってきた。ありふれた書斎に奇想天外な死体を用意したという意欲作。意欲作なのかな? クリスティならちょちょいと書けちゃったのかもしれませんけれども、面白かったです。
「書斎で死体が発見されたの!」
まるで推理小説のような殺人事件。ミス・マープルの推理が冴える──
あいつ怪しいと思ったんだけど、最後まで自説を貫けなかったなぁ……(独り言)。
『THE BODY IN THE LIBRARY』
Agatha Cristie
ISBN4-15-070016-8
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