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『剣客商売 辻斬り』(池波正太郎)

 実家に住んでた頃、毎年冬になるとトラックで灯油を売りに来るおじさんがいました。 大音響で鳴らすテーマソングはこんな感じ。
   ♪た・ち・つ・て・灯油~にっこにこ~
   ♪た・ち・つ・て・灯油~ぽっかぽか~
 駅前に「かにや」というおにぎり専門店があるのですが、ここの前を通ると必ずこの歌がかかっています。
   ♪あ・い・う・え・おにぎり~
   ♪あ・い・う・え・おにぎり~
 みんな、もうちょっと歌詞考えろ。

 たちつて辻斬りの話。剣客商売第二巻です。
居酒屋〔鬼熊〕の因業じじい。彼には、誰にも言えぬ秘密が──『鬼熊酒屋』
突如闇の幕が裂け、するどい太刀風が小兵衛に襲いかかった──『辻斬り』
修行の旅から戻らぬ息子を心配した山本孫介が江戸へ上ると──『老虎』
鰻屋の又六が大治郎のもとに弟子入りをした、その理由とは──『悪い虫』
かどわかしを未然に防いだ三冬だが、この事件には裏の顔が──『三冬の乳房』
その男は、雨の中で傘も差さずにじっとしゃがみこんでいた──『妖怪・小雨坊』
長次とおもとの事件での、あの奥座敷。小兵衛はそこでまた──『不二楼・蘭の間』
 なんとなーくまた読んでしまったのだけど、実は面白いのかそうでないのかイマイチ分かってなかったりします。
 というのは、文章もうまいしキャラも魅力的なんだけど、ストーリーがとてもあっさりしすぎているからかもしれません。なんか、意外な展開でびっくり、とか、これをどうやって解決したらいいんだ?とか、そういうのがないんですよね。
 と、これだけでは詰まらない話と思われてしまいそうですが、そんなことは全然ない。どうしてだろうなぁと考えていたのですが、これが時代劇だからなのかな、という結論に落ち着きました。時代劇というのは、意外な展開よりも王道の筋書きが好まれるジャンルで、その中でヒーローたちの快刀乱麻を断つ活躍にシビレるという、きっとそういうもの。
 そういう意味では、やっぱりよくできた娯楽小説だなぁと思うのです。

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コメント

私もなんとな~くついつい読んじゃう感じだった。
でも大治郎の恋がどうなるのかが気になっちゃって一気に読んだなぁ。
詳細を覚えてないのでそれほど感動したというわけでもなかった。
でもなんかほんわかしていいシリーズだよね

おお、友達のなかに剣客商売読者がいるとは!
そうだねぇ。大治郎も三冬もああいう感じだから、くっつくまでには随分時間がかかりそうだなぁ。それとも意外とすぐなのかな。ま、もうちょっと呼んでみようかな。
読んでるうちにキャラに愛着が湧いてくるよね。

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