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『心とろかすような』(宮部みゆき)

 正しいマナー講座。犬との挨拶編。
 ちゃんとしゃがみ込み、犬と視線をあわせて挨拶をする。そして飼い主に、「撫でてもいいですか」と許可を得てから、首のあたりを撫で撫でしてやる。
 なあるほどねぇ。犬が言ってるんだから間違いないんでしょうね。慣れてないと及び腰で、視線もあわせないまま上から触ったり、たしかにやっちゃいそうです。覚えておこ。
 今日の講師は『パーフェクト・ブルー』にも登場した、元警察犬のマサさんでした。今回は短編集でのご登場です。
朝帰りをやらかした進也の言い分は、少女誘拐事件の目撃で──『心とろかすような』
いつもの散歩道で見つけた死体は、起き上がって走り出した──『てのひらの森の下で』
彼は幸せそうに金に困っていた。「僕は白い騎士なんです」──『白い騎士は歌う』
留守中の蓮見探偵事務所に届けられたのは五羽のウサちゃん──『マサ、留守番する』
必ず家の前で立ち止まる、つっかけの音。推理小説家の過去──『マサの弁明』
 久しぶり!のマサと、蓮見探偵事務所の面々。「だから俺は加代ちゃんも糸ちゃんも大好きなのだ」という マサの気持ちがよくわかる、気持ちのいい人たちとの再会です。 起こる事件はどれも暗い物ばかりなのだけれど、この人たちのおかげで暗くなりすぎない。 こういうのはこの作者の得意技ですね。 たまには、単純にほのぼのするだけの作品も、読んでみたい気がするけれど。
 今作のベストは新しく書き下ろされたという、『マサ、留守番する』。文体からも作者のノリノリぶりが伺えます。 作者としても、マサたちとの再会が嬉しかったんじゃないのかな。

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読書(国内小説)」カテゴリの記事

コメント

単純にほのぼのする作品・・・書けるんでしょうかね〜(笑)
恋愛モノもほとんど絡まないもんね。
ほとんど主人公は男性とか少年だしね〜。
あとは、犬とか財布?(笑)

加代ちゃんは、他の小説にもちらりと登場していた記憶がありますが・・・何だったかな〜?(笑)

何財布って!?(^^;
それ読んだことないなぁ。
財布が喋るの? がま口だけに?

そうだねぇ。単純にほのぼのする作品をもし書いたとしても、面白くないっていってボツにしちゃうかもね。
恋愛物? も、たしかにあまり記憶にないなぁ。脇キャラがくっつくことはあっても、主役はあんまり恋しないかもね。そう考えると、珍しい作家さんだなぁ。北村薫のほうが女性っぽいかも(^^;

財布のはね、おもしろいですよ(笑)
短編が集まって全体的な長編推理小説になってます。
で、おのおのの短編は、だれかの財布から見た視点で語られるの。
オススメなので、探してみてください(笑)
題名は「長い長い殺人」です。
私が持ってるのは、光文社文庫なんだけど、
光文社から元は、ハードカバーで出ていて、
それから、カッパノベルズからも出てるそうです。

あ~! タイトルは知ってる!
そんな話だったんだ(^^; でも面白そう。今度読んでみます。
ぼくの財布が喋ったら
「二度と使わないようなポイントカードためこんでねぇで、紙幣で厚くしてみやがれってんだチキショー」
とか言ってるかもしれません。

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