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『リセット』(北村 薫)

 人生で、もっともリセットを必要とする瞬間。
 それは、スペランカーをプレイしているときではないでしょうか。
 最初のゴンドラを降りるときに! 下り坂でジャンプをしたときに!

 ……本題いきます。
 太平洋戦争の末期。裕福な家庭に育った水原真澄の家にも、戦争は少しずつ、暗い影を落として行った。 真澄は結城修一という少年にほのかな想いを抱いていたが、やがて彼女たちの通う神戸にも、 アメリカ軍の飛行機が影をおとすようになっていた。そして──
 ううん、この辺にしておこうかな。なかなかあらすじを書くのが難しいです、この本。
 北村薫 《時と人と三部作》 の三作目で、中身も三部構成になっています。これ以上書くとネタバレになってしまいそう。
 三部作の一作目『スキップ』、 二作目『ターン』と読んできたわけですが、 好きな順に並べると『ターン』『スキップ』『リセット』の順ですかね。残念ながら最後に読んだ『リセット』が一番イマイチでした。
 いわゆる上流階級から見た戦争、というのは今まであまり読んだことがなかったので新鮮だったのですが、ちょっと長い。なに? いつ《事件》が起きちゃうの? と、舞台設定が戦時のことだけにドキドキしながら読んでいるのですが、なっかなかなかそれが起きなくて、ちょっと辛かったです。全体的に、もうちょっとコンパクトにまとめてくれてもよかったんじゃないかな、と思います。相変わらずの北村節で、いい文章もいっぱいあるんですけどね。
 最後にちょっとネタバレで。
 戦争のことを伝えたいのかな、と思って読んでいたらロマンチックな結末になってしまって、 どうも印象が曖昧になってしまったような気がします。 こうしていま改めて考えてみると、どっちがメインというのでもなく、人はたとえ死んでしまっても、 それで終わりじゃないんだよ、っていうようなことがテーマだったのかな、という気はしますけどね。
 でもこれって、リセットというよりは「重ね録り」だよね。ああ、なんか台無しな表現をしてしまった気もする。

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読書(国内小説)」カテゴリの記事

コメント

私も、三冊の好きな順序は一緒です(笑)
どうも、「リセット」は意味があるのかないのか、頭に「?」が浮かんだまま読み進めなきゃならん部分が長すぎて・・・(^^;
読み終わりも、結構「ふ〜〜〜ん・・・」って感じになってしまいました(笑)

ごめんなさいm(__)m
蹴られたと思って、なんども投稿してしまいました(^^; 消せるなら消してやってくださいm(__)m

あはは。すごい勢いでコメントもらったッ! と思ったら勢い余っただけだったようで(^^; ココログ重いんだよね~。
ダブりは消しておきました。

そうそう。前2作を読んでたから、余計に「いつ時間系の事件が起きるわけ!?」と思いながら読んじゃうもんね。
ま、また別の作品に期待します。吉本ばななも読んでみたい気はするんだけど、なかなか男ひとりで手にとろうって気にならないんだよなぁ。

勢い余り過ぎました(笑)
お手数おかけしましたm(__)m

人によって、好き嫌いが結構ありそうなので、どうでしょうねぇ?(笑)<吉本ばなな
私は、吉本ばななは、ぽつんぽつんと、思い出したように読んだりしてますね〜。

ま、結構幅広く何でも読むので、大丈夫だとは思うんだけどね。
今度図書館で文庫本みつけたら借りてみることにしま~す。

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北村薫氏の「時と人の三部作」の三作目です。 「ターン」に続けて書いていたら、あまりに長いことに気づき、分けました(笑) まとる能力が足りてないのね(笑) [続きを読む]

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