最近のトラックバック

スポンサード リンク


  • Google
    Web sketch.txt-nifty.com

リンク

« 2004年1月 | トップページ | 2004年3月 »

魍魎の匣(もうりょうのはこ)』(京極夏彦)

 読み始めたら止まらなくなってついつい夜更かし……なんてのはよくある話ですが、 分厚い本だと大変ですよ。途中まで読んでたのに、しかも再読なのに5時までかかりました。 しかもなんだか腕が疲れた……。
 と、いうわけで。再読なのに、一番肝心のトリックはしっかり覚えているのに、それでも途中でやめられないほど 面白かったです。いや、だって、ほかに言うことないもん。  一回目の感想はここでお願いします。

『グイン・サーガ78 ルノリアの奇跡』(栗本 薫)

 PHSの時計機能だけが壊れてしまいました。 通話もできるしメールも問題なく使えるんだけど、時計だけが進まない。 かなり珍しい壊れ方だと思います。 いや、別に奇跡だとは思ってるわけではないんだけど、こんなタイトルじゃこじつけでマクラを書くのも難しくて。

 というわけでグイン・サーガの78巻。あらすじ省略。
 とにかくヴァレリウス頑張る、という巻。いろいろ動いていることもあるんだけど、 タイトルどおりのことを起こすために、時間がすすんでいきました、って感じですかね。 ヨナがこれから活躍しそうなので注目、というところ?

『功名が辻(一)』(司馬遼太郎)

 のび太のママと言えば、登場するたびに
「今月もまた赤字だわー」
 などと言って視聴者にまで野比家の経済事情を心配させてしまう罪つくりな女性ですが、 そんな たま子さんもコッソリへそくりを隠してたりするんですよね。 なんつーか女性には敵いません。
 というわけで、日本一有名なヘソクリの使い方をした奥さんと、その旦那の物語。
 時は戦国。織田信長が天下統一に向け華々しく立ち上がった頃の事。 信長の家中には「ぼろぼろ伊右衛門」と呼ばれる、うだつのあがらない武士がいた。 その伊右衛門のもとに、美しく賢い妻が嫁いできた。その日から伊右衛門は変わった。 妻の励ましを受け、家臣に支えられ、伊右衛門は功名への道を駆け上がる──
 功名、つまり武名をあげるっていうことは、それだけ多くの人を殺めるということ。 当時と今では人々の価値観が全く違うから、いまの基準でそれを計ることに意味はない、 ということは分かっているんだけど、でも人殺しなんだよなぁ……。
 そんなことを、歴史物の小説を読むときにはいつも考えたりするのですが、 でも困ったことに物語としては面白いんですよね。 そりゃ、英雄と呼ばれるほどの才気を持った人たちが、命を賭けて闘った結果だから、 ドラマチックでないわけがないですよ。困った困った。
 それに加えて、この『功名が辻』では伊右衛門の奥さんが裏主人公と言ってもいいくらいの活躍をしているのが面白いです。対照的なキャラとして 小りんという女性なんかも登場させたりしてるところも、うまいなぁ。

着カエウタ

 うたばら.comの替え歌づくりで遊んでみました。
 ここでは、NTT-ATが開発した「ワンダーホルン」という歌声合成技術で遊ぶことができます。 つまり、入力した歌詞のとおりにパソコンが歌ってくれるということ。 曲がクラシックからしか選べないので面白さはイマイチなんですが、 これが流行りの曲だったらかなり笑えるものが作れそうな気がします。著作権の関係で無理なんだろうなぁ。
 ただ、記事を読む限りでは処理負荷も軽そうなので、じきに携帯電話なんかにも搭載されるんじゃないでしょうか。 最新のヒット曲にあわせて、電話をかけてきたひとの名前を歌ってくれるサービス。
 森山直太郎の『さくら(独唱)』に合わせて
 ♪タナカ、タナカ、いま電話きた~~
 とか、
 テツ&トモの『なんでだろう』で
 ♪忙しいときに限ってスズキが電話してくるのなんでだろう~~
 とか。
 あ、書いてて結構いいアイデアな気がしてきた。特許は取れないけど、もし将来これが流行ったら誉めてください。 2004年2月12日に思いつきましたのでよろしく。
 例えが全然 最新じゃないのは気にしない方向で。


 間違ってマッターホルンって書いてた! あわてて修正。ワンダーですよワンダー。ワンダーホルンですよ。ああ 恥ずかしい。(2004.02.13)

『妖怪馬鹿』(京極夏彦・多田克巳・村上健司)

 昨日電車に乗っていたときのこと。
 ぼくの前に立っていた男性が、突然、背中からキリンFIRE(缶コーヒー)を取り出しました。 何故そんなところに。
 ぼくの理解を超えた怪異な現象だったので、「あれは妖怪FIRE小僧だったんだ」と思うことにしました。

 そんなわけで『妖怪馬鹿』。妖怪馬鹿な三人が、妖怪についての馬鹿話を繰り広げる、ただそれだけの本です。 いや、本当にしょうもない馬鹿話なんだけど、馬鹿みたいに知識の量が豊富なのでちょっとためになるような 気さえしてきます。でも冷静に考えると、なんのためになるのかサッパリわからないんだよね。
 画・京極夏彦のマンガも載ってたりして結構それなりに面白いんだけど、 京極作品、または水木しげるの作品が好きなひとくらいにしかオススメできないです。 ま、心配しなくてもそうじゃないひとは読まないか。

『メソポタミア殺人事件』(アガサ・クリスティ)

 『ドルアーガの塔』のメインBGMに合わせて
♪イクラ丼が食べたかったな~
 と歌う。
 誰が考えたんだか知らないけど天才的なセンスだと思います。でもやめてくれ。

 メソポタミアつながりでドルアーガの話をしてみました。
 今日は名探偵ポワロの中近東シリーズ。
 看護婦レザランは、恩師の紹介によってメソポタミアの遺跡調査団宿舎で働くことになった。 彼女の仕事は、団長であるレイドナーの妻ルイーズの身の回りの世話。 しかしルイーズは、時おり姿を見せる何者かを異常なまでに恐れていた。 ルイーズに寄ればそれは、彼女のの前夫だという。 死んだはずの男から、いまも脅迫状が届いているというのだ。 レザランには、そしてレイドナーにさえもそれは信じられない話であったが、 間もなく第一の殺人が起きてしまった──
 まずはレザラン看護婦のキャラが面白い。一人称の手記という形をとっているのに、こんなに遠慮のないひとは はじめてです。正直っちゃぁ正直なんだけど、もうちょっと他人に読まれることを考えようよ。 まあ、そうじゃないから面白いんだけれども。
 殺人のトリックとしては、いっぱいヒントをもらっちゃったので最後にはだいたい想像がつきましたけど、 「すべての容疑者に動機がある」という状況と、各キャラクターの心理が興味深かったです。
 「殺人は癖になる」は、ポワロ名言集に入れてもいいかも。

« 2004年1月 | トップページ | 2004年3月 »

ブログパーツ



2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ