『戦闘妖精・雪風』(神林長平)
むかーしむかし、まだWindowsもなかった時代。
あるところに『シルフィード』というシューティングゲームがありました。
そのモデルにもなったのが、この小説。
序盤はやけにハードボイルドな世界が続くので戸惑うひともいると思うけれど、 ちょっと頑張って読めば、SFの醍醐味とも言える、謎解きのカタルシスと戦慄を味わえると思います。 誉めすぎかな。いっぱい伏線が張ってあることもあって驚愕のラスト!ってほどではないんだけど、 そこに至るまでの筆力とかなんとかで、カッチョよくかつ面白い作品だと思います。
続編が出てるみたいなので読まなきゃ。
南極大陸に突如として現れた巨大な柱。 それは、異星体ジャムが地球侵略のために作った超空間通路だった。 激しい戦闘の末、通路を逆に突破することに成功した人類は、 その先にあった惑星フェアリイに前哨基地を設立した。 フェアリイ空軍最強の戦闘機・シルフィードのパイロットである深井零は、 愛機「雪風」とともに非情な任務を繰り返していたが、 やがて、その愛機の存在から微妙な疑問を感じ始める。 この戦いに本当に必要なのは人間なのか、それとも──面白い。これが84年の作品だからカッチョいいよなぁ。 その頃は小学生だったけど、 80年代っていうのは文化でも技術でも、新しいものがいっぱい出てきて面白い時代だったと思います。
序盤はやけにハードボイルドな世界が続くので戸惑うひともいると思うけれど、 ちょっと頑張って読めば、SFの醍醐味とも言える、謎解きのカタルシスと戦慄を味わえると思います。 誉めすぎかな。いっぱい伏線が張ってあることもあって驚愕のラスト!ってほどではないんだけど、 そこに至るまでの筆力とかなんとかで、カッチョよくかつ面白い作品だと思います。
続編が出てるみたいなので読まなきゃ。
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