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『アタック・ナンバーハーフ』

 d.o.s.のkabaがkaba.ちゃんになって出てきたときはビックリしました。 しばらく見ない間にオカマかよっ!
 つっても、当時もオカマを隠して活動してて、その間とても辛かったとのこと。
 いや、でも、むしろ当時もオカマをカミングアウトして活動してたほうが人気でたんじゃないかなぁ?  女2人とオカマ1人のユニットって、ちょっと面白くないですか。今出ても結構ウケると思うんだけど。

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『笑わない数学者』(森 博嗣)

 「笑わない数学者」よりもむしろ「爆笑する数学者」のほうが、何があったのか気になると思いませんか。 勝手なイメージとしては、数学者ってちょっと気難しそうだもんねぇ。
 犀川と萌絵は、三ツ星館のクリスマスパーティに招かれた。 館の主である天王寺博士は、庭にある大きなブロンズ像を忽然と消し、 「この謎が解けたら屋敷をやろう」と言った。 だが、像が再び現れたとき、事件が起こった。 そこには、部屋の中にいたはずの女性の、死体があったのだ──
 ぼくにしては珍しく、今回はトリックが分かってしまいました。 というか、作者自身もそれは想定済みなんだと思います。  裏表紙の北村薫の言葉
「そして、真の読み所は、トリックの解明も終え、日常的な十進法を越えた十一番目の章にある。」
 が全てですね。あ、そっちが書きたかったのか、と。 まあ、それでビックリできたかというとそうでもないので、ちょっとイマイチでした。 ビックリするしないというか、あんまり興味が持てないといったほうが正しいかな。
 今回「意味なしジョーク」が出てこなかった(よね?)のは大変ありがいことでした。

『堪忍箱』(宮部みゆき)

「堪忍袋の緒が切れた」
 という表現がありますが、袋の緒が切れただけだったら中身は出てこないですよね。 逆さにでもすれば別だけど。
 そこで。
「堪忍袋の底が抜けた」
 という表現はどうでしょう。
 ダメですか。ダメですね。 
その文箱の中は決して見てはならない。もし開ければ災いが──『堪忍箱』
その子は言った。「おいらをかどわかしちゃくれねぇか?」──『かどわかし』
逆上した岡惚れ男につけ狙われた加助は、用心棒を頼む事に──『敵持ち』
もしも十六夜月の光が一筋でも差し込めば、旦那さまの命が──『十六夜髑髏』
ゆきと藤太郎には、養親にさえも言えない、深い深い秘密が──『お墓の下まで』
長屋の仲間にも慕われている浪人の家。そこに差配の死体が──『謀りごと』
幸せにお嫁に行ったお美代。お吉は複雑な思いを抱えていた──『てんびんばかり』
その「ろくでもない」男は、お春のおっかさんを知っていた──『砂村新田』
 この時代、きっと至る所にあふれていた火事と貧困。 そして、いつの時代の人間にも必ずある、隠し事。その辺がテーマ(たぶん)の短編集です。
 やっぱり心情を描くのがうまいなぁとか、いつも思うようなことは思った気がします。が、うん。 読んだのが随分前なのでボロが出ないうちに終わっておきます。

『戦闘妖精・雪風』(神林長平)

 むかーしむかし、まだWindowsもなかった時代。 あるところに『シルフィード』というシューティングゲームがありました。 そのモデルにもなったのが、この小説。
 南極大陸に突如として現れた巨大な柱。 それは、異星体ジャムが地球侵略のために作った超空間通路だった。 激しい戦闘の末、通路を逆に突破することに成功した人類は、 その先にあった惑星フェアリイに前哨基地を設立した。 フェアリイ空軍最強の戦闘機・シルフィードのパイロットである深井零は、 愛機「雪風」とともに非情な任務を繰り返していたが、 やがて、その愛機の存在から微妙な疑問を感じ始める。 この戦いに本当に必要なのは人間なのか、それとも──
 面白い。これが84年の作品だからカッチョいいよなぁ。 その頃は小学生だったけど、 80年代っていうのは文化でも技術でも、新しいものがいっぱい出てきて面白い時代だったと思います。
 序盤はやけにハードボイルドな世界が続くので戸惑うひともいると思うけれど、 ちょっと頑張って読めば、SFの醍醐味とも言える、謎解きのカタルシスと戦慄を味わえると思います。 誉めすぎかな。いっぱい伏線が張ってあることもあって驚愕のラスト!ってほどではないんだけど、 そこに至るまでの筆力とかなんとかで、カッチョよくかつ面白い作品だと思います。
 続編が出てるみたいなので読まなきゃ。

『ヴィドック』

 主演の俳優さんの名前がジェラール・ドバルデュー。
 ちなみに息子さんも俳優で、名前がギョーム・ドバルデュー。
 世の中にはジョジョの擬音みたいな名前の人もいるんだと思いました。

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『マイノリティ・リポート』(フィリップ・K・ディック)

「次にお前は『そんなバカな』と言う」
「そんなバカな……ハッ!」

 要するにこういう話です。マイノリティ・リポート。
『マイノリティ・リポート』
    犯罪予防局長官が予知分析カードに見たのは、自分自身の犯罪予知だった
『ジェイムズ・P・クロウ』
    ロボットが世界する支配。人間で唯一〈テスト〉に合格し続ける男がいた
『世界をわが手に』
    外世界に新しい生命を見出せなかった人類は、〈世界球〉に夢中になった
『水蜘蛛計画』
    質量復元の公式を得るため、移住局は1954年から予知能力者を連れてきた
『安定社会』
    ベントンの発明は拒否された。しかし彼自身、それに覚えがなかったのだ
『火星潜入』
    地球への最終便にテロリストが乗っている。しかし嘘発見器の反応はなく
『追憶売ります』
    火星への渇望を抑えきれないクウェールは〈記憶〉を買おうとするのだが
 昨年トム・クルーズ主演で映画化された表題作。 二転三転するスピード感が面白いんだけど、 映画にするには短いので、映画版では結構な脚色が加えられているんだろうなぁ。見なきゃ。
 ちなみに『追憶売ります』はシュワちゃんが出てた映画『トータル・リコール』の原作。 これも随分違う話だったけど映画版も面白かった(映画版のほうが面白かったかも?)ので、 比較してみるのもいいかも。
 ディックといえば『ブレードランナー』原作の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』なんだけど、 これをまだ読んでないんだよね。そのうち読まなきゃ。

『バックドラフト』

 私の記憶が確かならば、この映画(DVD)を見たのは去年の10月頃。 正直だいぶあやふやな記憶なんですが、一応見たんで感想を……。

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匠味

 一つ一つ丁寧に焼き上げたビーフのうまみ。
 熱々の玉ねぎソテー。
 そして香ばしい醤油味のソース。

 「 匠味 」食いてー。 でもトマト食いたくねー。 ライスバーガーで作ってくれたらいいのに。
 というか、「 匠 」を名乗るほど自信があるんだったら、顧客一人一人の好みに合わせたバーガーを 作ってくれてもいいと思うのです。 『ビフォーアフター』みたいにさ。
 おじいちゃんが大切にしていたハンバーガー……。 しかし新しく家族の増えるこの家に、3年前のハンバーガーはあまりにも危険です。
 今回の匠──「味と造形の魔術師」は、この食材をどう蘇らせるのでしょう。
 (略)
 これが匠の手によって生まれ変わった、新しいハンバーガー。
 風味豊かなカナダ産のライ麦を使った、ふっくらとしたパン。
 標高1500メートルの高原で作られた、みずみずしいレタス。
 パサパサだったお肉は、肉汁あふれるビーフパティに生まれ変わりました。
 そして──
 なんということでしょう。
 裏側には、想い出深い、おじいちゃんの歯型がそのまま生かされていました。
 藤田弓子、思わずもらい泣き。

『項羽と劉邦』(司馬遼太郎)

 おもしろい。ほんとに。
 「背水の陣」「乾坤一擲」「四面楚歌」「巻土重来」
 これらの言葉の舞台となっているのがこの時代。 ちゃんと由来まで知ってたらちょっとカッコイイ気がしませんか?  「鴻門の会」「虞美人草」なんてキーワードにも聞き覚えがあるんじゃないでしょうか。
 始皇帝の死後、漢という王朝が新たな時代を築くまでの、様々な人間たちのドラマが凝縮されています。 三国志なんかを読むときにも、この時代の知識があったらもっと面白く読めるんじゃないかなぁ……。 三国志を面白いと思ってる人には、是非読んでもらいたい作品です。 いきなり司馬ファンになったので、他の作品も読ませていただきますぜ。
 と、いうことで、今度三国志ものを読むときのために登場人物メモ。
 始皇帝。史上最悪の宦官・趙高。秦の将軍・章邯。項羽。
 力は山を抜き 気は世を蓋(おお)ふ──項羽。その伯父・項梁。軍師・氾増  才ではなく、徳によって天下を得た──劉邦。文の人・蕭何。参謀である張良。天才戦術家の韓信。鴻門の会の樊カイ。
 ※樊カイのカイは[くちへんに獪の右側]。

『火星人ゴーホーム』(フレドリック・ブラウン)

 最接近の日は過ぎたと言え、大接近の話題で盛り上がってる火星。 それなのに、こんな本ですんません。「火星人は帰れ!」のドタバタSFです。
 原稿を仕上げるため、砂漠の一軒家で缶詰になっているSF作家のルーク。 そこに突然、緑色の小人があらわれた。
「やあマック、ここは地球だろ?」
 この馴れ馴れしく、悪戯好きで、意地の悪い小人たちは、 地球上に大挙して押し寄せ、至る所で騒動を起こした。 彼らの目的は? 撃退方法は? 彼らが火星に帰る日はくるのだろうか──?
 ちなみに「やあ、マック」ってのは日本語でいうと「やあ、にいちゃん」程度の意味とのこと。
 火星人が現れてからのドタバタ、地球の社会の変化などを描いた話で、まあコメディなんだよね。 あんまり想像力をたくましくして読むと鬱陶しくて仕方がないかも。
 このめちゃくちゃな状況、一体どうやって解決するのかと思ったら──
 まあネタバレなので書かないけれど、個人的には、そんなオチかぁ……という感じでした。 有名な作品らしいんだけど、あんまりオススメではないかなぁ。

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