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『火星年代記』(レイ・ブラッドベリ)

♪火星人なんて怖くない 怖くない 怖くない
 何故って、いま風邪ひいちゃって微熱があるんですよ。
 火星へ向かった最初の探検隊は、一人も還ってこなかった。 つづく二度目の探検隊もまた、同じ運命をたどった。 しかし、人類は次々に火星へと押し寄せた。 火星の山や火星の海には、地球人の名がつけられた。 やがて火星に地球人の街ができたが、そこに火星人の姿はなくなっていた──
 そんなわけで超名作と名高い(らしい)『火星年代記』。 1946年(!)に書かれた25篇の連作オムニバス小説です。 当時、火星人襲来みたいな話はたくさんあっても、火星の側から地球人の侵略を描いた作品ってのは、 斬新だったんだろうなぁ。 話自体も流石の出来で、ユーモアがあって、風刺的で、詩的でもあります。 読んで胸躍らせる、みたいな話ではないけれど、余韻の残る作品でした。
 別のひとの作品で『火星夜想曲』ってのもあるらしいので、これもそのうち読んでみようかな。

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