『明日があるさ THE MOVIE』
なーんかヤバいくらい客が入っていないという噂のこの映画。
吉本の芸人がたくさん出過ぎてることで逆に「つまんなそー感」が出てるんじゃないかって気がしますが、
きっと想像してるよりは全然イケますぜ。
浜田課長の率いる営業13課はトアール・コーポレーションの中の落ちこぼれ集団。 営業1課では「日本初の官民共同ロケット開発」という一大プロジェクトを手がけていたが、 こちらのメイン商品はセラミック製陶器セットである。 持ち前の熱意と明るさでどうにか頑張る浜田たちではあったが、愚痴のひとつも口をつく。 そんなある日、浜田は営業先で不思議な老人・野口と出会う。 野口は言った。いや、ぼくも見るまでは、全っ然期待してなかったんですよ。悪いけど、きっとつまんないんだろうなと。 ところがなんつーか、意外と丁寧に作られちゃってて楽しめちゃったというか。 途中で「やべ、これ観て泣いたらちょっとカッコ悪いぞ。 アポロ13の前科があるからなぁ」とまで思ってしまいました。 泣かなかったけどね。男の子だもん。
「ぼくはロケットを作っているんだ──」
笑えるシーン(松ちゃんが出てくるシーンなんかはまるっきりコント)も入ってるし、 ちょっといいシーンも入ってるし、もし吉本の芸人が嫌いでないんだったら、 観てみてもそんな損はしないと思いまっせ。
公式サイト:http://www.ashitagaarusa.net/
余談。『明日があるさ』は坂本九、ウルフルズ、森高千里、Re:Japanの他にも 《チャカと昆虫採集》が『歌の引力実験室』というアルバムでカバーしてます。 いま売れてる『大きな古時計』なんかも入ってるし、なかなかいいアルバムだと思うんだけど、ちょっと早すぎたかなぁ。
『明日があるさ THE MOVIE』
監督:岩本仁志/主演:浜田雅功
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