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『ルー=ガルー 忌避すべき狼』(京極夏彦)

 今年6月、「イヒ!」のCMで知られる旭化成の《イヒ》が、何者かによって誘拐されました。
 事件後、《イヒ》の代行として《キヒ》が仮就任、現在は『旭北成』として営業を続けていますが、 「それはちょっと無理がある」と忌避する意見も多く、 一刻も早い《イヒ》の救出と復帰が望まれています。
 写真:犯人から送られてきた《イヒ》の様子

 ──ええと。《忌避》で何か書こうと思っただけなのですが、何故かこんなんなっちゃいました。 旭化成さんごめんなさい。
 情報化と均一化の進んだ21世紀半ば。 14歳から15歳の少女だけを狙った連続殺人事件が発生した。 データに管理された世界、どこか現実感の希薄なこの世界において、死は特別なリアルだった。 少女たちの中で、何かが変わりはじめた──
 というわけで京極夏彦が書いた近未来小説。
 このひとが書く未来ってどんなだろう?とか思いながら読んだのですが、 でてきたのは「リアリティがない、というリアル」。 どんな闇も照らし出せるような世界でも、どんな情報も瞬時に手に入る世界でも、 現実というものは、かくも不確かだということを見せ付けられる。その辺がとっても京極節。
 ただ、なんかストーリー自体は意外に普通だなというか、いや、悪役が普通なのかもしれないけど、 いつものような、幾重にも折り重なった伏線の洪水に流されてウヒョー、という感じはあまりしませんでした。 まあ、ぼくが気づいていないだけかもしれないですけどね。
 とは言っても、キャラもいいし、話も読みやすいし、何より読んでて面白いし、 もしかしたら京極入門編としていい本なんじゃないかってな気がします。

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