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『ターン』(北村 薫)

 ハッピーターンの粉は魔法の味。
 あの海原雄山も思わず指を舐めるという評判です。うそです。
 でもあれ美味しいよね。いっぱい粉ついてると幸せです。

 この小説のターンはハッピーじゃないターンなんですけど。
 また同じ日の繰り返し。
 君は──銅版画家の森真希は、7月のある日、ダンプカーにぶつかって意識を失った。
 そして、時間の檻に閉じ込められた。
 毎日、ある時刻から一日、一回転が、繰り返す。
 君のほかに、何一つ動くもののない世界で。
 レコードの溝の繰り返しのように、孤独の日々を生きる君。
 ある日、電話が鳴った──
 キミキミ書いてるのが変な感じでしょうが、中身もこんな感じの二人称です。 独特の優しい文章とも相まって、不思議な雰囲気。 ただ、ちょっと優しすぎるために、 単なる女性向けの恋愛小説なのかと勘違いされちゃったら損なので、 そんなことねっすよ、と机を叩きながら主張しておきたいと思います。
 たしかに恋愛小説には違いないのかもしれないけど、普段そんなの読まない男が読んでも ばっちり面白かったです。やっぱりね、最後どうやって終わるのか分からない話って 面白いんですよ。この作品に関してはラストもオッケーな終わり方だったので大丈夫ですよ。
 《時と人の三部作》というやつの二作目らしいので、一作目と三作目も読んでみることにします。

 蛇足。
 この作品は牧瀬理穂主演で映画化もされています。カキーン! カキーン!
というかその予告編が面白そうだったので原作を読んでみたんですが、 映画でもうまく再現されてるといいなぁ。 そのときは「ひゅーひゅーだよ!」と言ってあげたいです(←しつこい)。

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コメント

3部作、全部読みました(^_^)
私は、この「ターン」が一番好きでした〜。

はやっ。
本当に土曜日に読み終わったようで。
「リセット」もとっとと読んでおいてコメントもらえばよかったな~。

この記事へのコメントは終了しました。

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» 「ターン」北村薫 [Crazy Flamingos]
先日の「スキップ」が良かったので、同じ北村薫氏の[時と人の三部作]の残りの二作、「ターン」と「リセット」を読みました。 [続きを読む]

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