『A.I. ARTIFICIAL INTELLIGENCE』
最近のCG技術は凄すぎるので、うっかりしてるとフツ~に見過ごしてしまいます。
まあ意識して見れば「ここCGだよなぁ」ってのは分かるのですが、
充分に自然なのでいちいち区別する気にもならないというか。
で。
いまはこれ、決められた二次元の世界の話ですが、いつかは
「最近のロボット技術は凄すぎるので、うっかりしてるとフツ~に見過ごしてしまいます」
なんてことが書かれる日が来るんだろうなぁとか思ったりしたことですよ。
で。
いまはこれ、決められた二次元の世界の話ですが、いつかは
「最近のロボット技術は凄すぎるので、うっかりしてるとフツ~に見過ごしてしまいます」
なんてことが書かれる日が来るんだろうなぁとか思ったりしたことですよ。
近未来、地球環境の変化により人類は人口の制限を余儀なくされていたが、 発達したロボット工学が労働力の不足を補っていた。 そしていま、科学の進歩は最後の領域に踏み込もうとしていた。 “愛する”ことをインプットされた最初のロボット──それがデイビッド少年だった。 デイビッドは、とある夫婦のもとに送り込まれた。 彼は母親を愛し、母もまた彼に愛情を注いだが、幸せな日々は長く続かなかった。 ある日、夫婦のもとに信じられない知らせが届いたのだ。 医学の発達によって、実の息子の病気が奇跡的に治ったという。 そして、そのことがきっかけだった。少しずつ、何かがすれ違い始めた──いやー、ツライっすわ。デイビッドがどんどん不幸になってくのが見てられません。 どうもキューブリックは苦手かもしれません。まあ実際はスピルバーグだけど。
泣けるかもしれないけど、オススメか?って訊かれたらちょっと悩むかも、な映画です。
それにしても主役のハーレイ君はハマリ役。 悲しそうな顔させたら右にでる子はいないんじゃないかっていう8時20分なマユゲ。 この作品のギャラは12億4千万円とのことなので、片眉6億円の計算になります。すごいすね。
以下ネタバレ。
最後の展開は凄かったなぁ。ありゃ予想できません。 海の底に閉じ込められたまま終わりっていうのも アリっちゃアリ(暗いけど)かなという気もするけれど。
最後の朝、モニカが目覚めたときに、 てっきり「ママーッ!」かなんか言って抱きついちゃったりするのかと思ったら、
「ママの好きなミックスのコーヒーを飲む?」
……ちょっとやられてしまいました。 何よりもしたかったのは、ママのために何かをしてあげること、 喜ぶ顔を見ることだったんだと思うと、ねえ。
最後の夜、モニカが眠りについたあと、異星人たちはデイビッドを停止させてあげたんだと思うんだけど (思いたい)、結局、デイビッドは幸せになったと言えるのかな……。 やっぱりハッピーエンドになって欲しいです。
公式サイト:http://www.ai-jp.net/
『A.I. ARTIFICIAL INTELLIGENCE』
監督:スティーブン・スピルバーグ/主演:ハーレイ・ジョエル・オスメント
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