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『ウロボロスの偽書』(竹本健治)

 おーおーおおおおっおっおっおおおおーおおー、おーおおーおおー、おーおおー、おーおおー、おおおおー。
 時事ネタということで、W杯サポーターソングの『AIDA決めてくれー!』を うろ覚えで文字におこしてみました。 ウルトラスの サイトで視聴もできるはずです。
 ええとつまり、ダジャレでお茶を濁してみました。
 竹本健治の連載小説『ウロボロスの偽書』に、殺人鬼の手記が紛れ込んだ。 殺人鬼は竹本のいるマンションの隣の部屋に住んでおり、 時々侵入しては自分の文章を書き加えている──と、主張している。 現実にはそんな人物はいないのだが、 しかし竹本にも、そんなものを書いた記憶はなかった。 そして、小説の登場人物である芸者の酉つ九もまた小説を書いていた。 書名はやはり『ウロボロスの偽書』。 絡み合う三つの世界はやがて互いに侵食をはじめ、現実と虚構が錯綜する──
 400ページ近くも読んでから「読者への忠告」なるものがあらわれて、
「この小説は擬似推理小説だから鮮やかな解決とか期待すんな(意訳)」
 とか言うのはヒドイと思うのでここで暴露してしまいますよ。 これだけならネタバレにはならないと思うし。
 まあ、そうは言っても事件が全く解決しないわけではないので その辺は安心してほしいのですが、 それでもなんかややこしくてスッキリしない結末なのは確か。 あまりアタマのよろしくないぼくは最後になっても全体を把握しきれませんでした。 まあ、それが狙いのひとつでもあったのだと思うけど。
 ま、とにかく両国踏四股(京極夏彦)の『ウロボロスの基礎代謝』を2倍楽しむために、 『基礎論』のほうも読みまっせ。

『虹の天象儀』(瀬名秀明)

 ナンシー関が死んじゃったら 記憶スケッチアカデミーの、 あの絶妙な辛口コメントを誰が書くのさ。……惜しい人をなくしました。 このページはなくなっちゃう前に見といたほうがいいっすよ。
 で、なんで記憶スケッチの話かというと、お題が『プラネタリウムの投影機』だったら絶対 書けねーな、とか思ったからです。  正解はこのへんから辿ってください。
 東京・渋谷の五島プラネタリウムが、四十四年の歴史に幕を降ろした。 そしてその翌日、投影機を片付ける私のもとに、ひとりの少年があらわれた。
「古い機械を動かすと、昔にタイムトラベルするような気がしない?  吸い込まれそうになったことはない?」
 私は、投影球に触れた。レンズの世界に自分が吸い込まれてゆくのを感じた──
 プラネタリウムの投影機なんて、 随分長い間 形を思い浮かべたことさえなかったけど、 確かに不思議で独特でカッチョいいデザインだよなと思わされました。 機能美の極めてああいう形になってるというのが面白いです。 この本の最初のほうにある、図解を見るだけでも楽しめるかも。
 『パラサイト・イヴ』の瀬名秀明なので、理系なSF話かな、と思われそうですが、 この話はどっちかっつーと純文学系ファンタジー。 織田作之助という作家の『わが町』という作品をキーとした不思議な話です。 つっても、全然知らんのでちょっと感情移入度的にはイマイチかな。 ここだけなんかもうちょっと分かりやすいものだったら良かったのにってな気はします。

『隋唐演義 一 群雄雌伏ノ巻』(田中芳樹 編訳)

 一般にはあまり知られていませんが、小野妹子には双子の姉がいたのです。
 名は小野兄夫(おののあにお)。
 もちろん嘘です。
 何が言いたいかというと、「夫」と言ったら男性をあらわすのに、 「夫人」になると女性をあらわすというのは おかしいということです。

 自分でもワケがわからないけどとにかく隋と唐の話です。
 あらすじは うまく書けないからいいや。簡単に言うと、 この間は隋の時代の物語。 都では太子 楊広が皇帝の座を簒奪しようと画策してて、 民間では秦叔宝らが活躍しはじめたってなとこですね。
 で、感想ですが、これは中国の歴史に興味がないとあんまりオススメできないかなぁ。 たぶん原著に忠実なんだろうとは思うけど、どうも物語として盛り上がらない感じがします。 淡々としてる……というのともちょっと違うのですが、なんつーかなぁ。
 せっかく田中芳樹が書いてるんだから、もうちょっとキャラを面白いといいなとも思うけど、 それなら他にはやく書いて欲しい作品があるし。うーん。
 ま、もうちょっと読んでみますか。

『キャスト・アウェイ』

 歯医者は定期的に行ったほうがいいんだよね……。わかっちゃいるけど面倒くさい。
 でも、飛行機が落ちて無人島に漂着したりなんかした日にゃぁ「歯医者行っときゃ良かった!」と思うんですよ、きっと。
 ……でも、まあ、しばらく乗る予定ないから、いいか。

続きを読む "『キャスト・アウェイ』" »

『続巷説百物語』(京極夏彦)

 これもそこそこ厚い本だったと思うのですが、 京極夏彦の本に関しては1000ページくらいないと厚い気がしなくなってきました。 広辞苑って何ページあるんだっけ。
 山岡百介は、同心である兄の軍八郎に、奇怪な死体についての相談をうけていた。 その死体の男は、額に小石をめりこませて死んでいたのである。 諸国を巡り不思議な話を集めている百介は、野鉄砲という妖怪について語りはじめるが──
 これが『野鉄砲のでっぽう』。 他に 『狐者異こわい』 『飛縁魔ひのえんま』 『船幽霊ふなゆうれい』 『死神 或いは七人みさき』 『老人火ろうじんのひ』の全6編を収録。 というか連作短編だから全6章といったほうがいいかも。
 つーか面白い。まあ前作も面白かったんだけど、今作のほうが、より京極夏彦らしい強烈な面白さ。 一話一話が完成したひとつの物語でありながらも、巧みに伏線が張られていて、 時にゾクッとするほどの符合を見せながら大団円へとなだれ込み、からくりが解かれる。 そして、最後の物語で最初の物語の意味を知る── てな感じかな。
 時系列順に並べると前作と今作が入り混じるという複雑な構成なので、 また前作を読み返したくなるというのもコワイ罠です。うーん。はまってますね。
 以下ネタバレ感想。

 ええええええええ。すごい寂しい。
 山岡百介が御行の又市の声を聞いたのは──それが最後であるという。
 ええええええええ。
 それは仕方がないことである。
 でも。
 でも、もう少し、百介と又市たちの物語を読んでみたかった。
 ──そう、思った。

 つい変な文章にしてしまいましたが。これで最後か。
 最初の物語『野鉄砲』で語られた、昼と夜の境。それを思い知らされた感じがします。
 なんとなく次の作品で完結しそうなので、「百ないじゃん!」と文句をつけたいような気もしますが、 とりあえず次の「でけェ鼠退治」を楽しみにしておきますか。

 最後に又一のちょっといい台詞をメモ。
「幸せなんてものはね先生、どっかにぽっかり浮かんでるものじゃねェや。今ここにあるもンでやす。 ただ、それを幸せと思えるかどうか──ってことでしょうよ。 人は皆夢ン中で生きてるんです。 それなら悪い夢ばかり見るこたァねェと──やつがれはそう思う」

玉子酒

 そういえば玉子酒ってマンガでしか見たことないな。
 ふと思いついたので、作ってみることにしました。 子供の頃ちょっと憧れた玉子酒も、いまなら好きなだけ作れます。 だってぼくは大人だもの。
 とりあえずネットで作り方を検索。発見。
  1. 酒1カップを熱めにつける。
  2. 玉子1個に小さじ1~2杯の砂糖を加え よくかき混ぜる。
  3. 熱燗に玉子を少しずつ垂らしながら、伸ばすようにして混ぜる。
  4. もう一度 燗をつける。
  5. しょうがの絞り汁をいれる。
 え。しょうが? そんなもんないよ……と凹みかけたものの、むかし読んだ(見た)マンガでは 入れてなかった気がしたので持ち直します。だってぼくが飲みたいのはマンガの玉子酒だもの。
 ちょっとこぼしたりしつつも何とか完成。飲む。
 ……意外に美味しい。
 「うわっ! まずっ!」ってのをちょっと期待してたりしたのですが、ふわっとしてて結構旨いかも。暖まるし。
 ギャートルズのお肉も このくらい簡単に作れたらいいんだけど。

首にネギ

 このところの気温差で風邪をひいてしまったらしく、喉が痛いです。
「博士、やりましたね!」
「うむ、ついに完成だ。ネギ・マフラー」
「これで喉の痛みともサヨナラですね」
「早速実験だ。巻いてみたまえ」
「……くっさー。ねぎくさー」

「博士、今度こそやりましたね!」
「うむ、ついに完成だ。ネギ・タートルネック。ワサビ入り」
「これでネギの臭みともサヨナラですね」
「早速実験だ。巻いてみたまえ」
「博士……何故だか涙が止まりません……」
 ネギの臭みにワサビはないか?
 なんつーか、書いてみて思ったのは、とりあえず早く寝たほうがいいらしいということです。

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