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『完訳 封神演義 下』(許仲琳 編)

 『特命リサーチ』で 「夾竹桃の枝を串にしてバーベキューをしたひとたちがバタバタ倒れた」 なんて事件を見て、酒池肉林も命がけだなぁと思ったり思わなかったりです。
 きょうちくとう【きょうちく-とう】
 キョウチクトウ科の常緑低木で、夏に濃紅色の花を咲かせる。花と葉に毒がある。
 しゅち-にくりん【酒池肉林】
 昔、殷の紂王が贅沢の極みとして考えた宴。酒で人工池を作り、周りの林の枝に焼肉を刺し、 そのまわりで裸の男女が追いかけっこをするというもの。まてまてー。
 ってこととで封神演義の最終巻。あらすじは書かないでネタバレ感想のみです。 藤崎竜のマンガ版のネタまでバラしてるので注意。

 この長い話を読み終わってあらためて思ったことは、
「運命(天命・天数)って何?」
 と、いうこと。どー考えても、話の都合のために出てきて話の都合のために殺されるひとが多すぎる!
 でも、じゃあつまらないのかと言うとそんなこともなくて、 なんかすごく面白いようなところもあるのが厄介な感じ。 かなりいい加減な話とも言えるけど、それに負けない魅力もあるというか。
 で、そんなジレンマを解消するために、「運命」に真っ向から歯向かった 「新しい封神演義」を書いてみたのが藤崎竜版なんじゃないでしょうか。
 諸悪の根源(でしょ?)ジョカを「歴史の道標」=「運命」として、立ち向かうべきものとした。 イマイチ目立たなかった主人公・太公望に存在感を与え、封神榜には新たな意味を持たせた。
 別に褒めちぎるつもりはないのですが(わかりにくいところもあるし……)、 なんか「今なら藤崎竜の気持ちがわかるよ!」という気分なのです。 本当に同じ気持ちかどうかは知りません。

 目立たない君主ナンバーワンの呼び声も高い姫発さんですが、最後にいい台詞を言ってくれましたので、 これをもって締めの言葉とさせていただきます。
「今日は心ゆくまで飲み、そのほうらが去っていくのに気づかぬほどわしを酔わせてくれ」

 注:ジョカの「ジョ」は女、「カ」は女へんに咼という字。

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