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『震源』(真保裕一)

 救助袋って名前はどうなのかと。
 4階建てくらいのビルの備え付けてあるアレ。 小学校のとき一度だけ訓練させてくれるアレ。 なぜか裏向きで出てくるやつがいたりするアレ。 しかも背中まる見えになってたりするアレ。
 袋というからにはどっちかの口に蓋がしてないとダメだと思うのですが。あれだと救助筒です。

 つーかここまで地震ネタのつもりで書いてみたけど、 どっちかっつーとあれは火事のときに使うもののような気がしてきました。まあいいか。
 九州各地を襲った津波の予報が、人為的ミスによって遅れてしまった。 地震火山研究官である江坂は事故の後、ミスをした森本のもとを尋ねるが、 彼はすでに退職し消息を絶っていた。 足取りを追った江坂は森本と同窓の大学教授・佐伯を尋ねるが、彼もまた姿を消していた。 森本の行方をたどる江坂はやがて、国家的陰謀に巻き込まれていくことになる──
 これも面白かったっすよ。 またまた普通の人(小役人シリーズというらしい)頑張る系のお話で、 江坂さんかなり頑張っちゃってます。
 手がかりを掴むたびに増えていく謎。 三人称で書かれているので読者には更に多くのヒントが提示されてるんだけど、それでも判らない。 それが、終局に近づくにつれ一気に解明されていく──と思いきやどんでん返し!  どんでん! どんでん! みたいな感じで本当に最後まで安心できないストーリー。 クライマックスのシーンでは読むのに集中して一駅を乗り過ごしました。まったくもう。

『審問』(パトリシア・コーンウェル)

 あー。年賀状書くのも飽きてきたので読書記録でも。
 検屍官シリーズの11作目。
 悪夢のような《狼男》の襲撃。その衝撃冷めやらぬうちに、新たな問題が起きた。 血まみれの死体として発見された警察副所長・ブレイの殺害に、ケイが関係しているというのだ。 リッチモンドの大陪審が、ケイの調査を開始した──
 ってことで、前作『警告』のすぐ後からはじまるこの話。 ケイが悩んでるのはいつものことだけど、それにしても今回は事件の被害者として、心にかなりの傷を負っています。 普通の小説だとここまではなかなか描かれないんだけど、実際にはこういう事件は、 犯人が逮捕されたからメデタシなんかじゃ全然なくて、一生怯え、悩み、悲しみ、戦い続けていかなきゃならないことに なるんでしょうね……。つらい。
 で、そのつらい描写が延々と続くので、上巻読むのは結構大変なのですが、それがちゃんと伏線になってるという うまい構成。というか、あれもあれも伏線にしてるとは……。
 今回の話はシリーズ中で大きな転機になっているようで、次巻でケイが、ルーシーが、マリーノがどうなってしまうのか。 かなり気になります。特にマリーノが心配だなぁ。

師走

 歳末 変な状況遭遇サービス週間なのでしょうか。
 今日は、トイレットペーパーを片手に駅のホームを走る女性を見ました。
 さすが師走。

 ※しばらく見てたら連れのひとの靴を拭いてました。納得。

イチゴの捨て方

 サムイサムイサムイ殺人的に寒い。もう一秒でも早く帰りたいッ! などと思いながら足早に歩いていた帰り道。 一組の男女とすれ違いました。 たぶん20代くらいだったと思うのですが、女性のほうがゴミ捨て場の前で立ち止まり、
「このイチゴの捨て方いいね!」
「今までにない……」
 えー。
 なんでしょうかこれは。どこから突っ込んでいいものやら途方に暮れます。
 しばらく頭の上で特大のハテナを回してみたのですが、全く見当がつかないので 道を引き返してゴミ捨て場を眺めてみました。
(わからん……)
 そもそもイチゴが見つからないし。
 今までにない、斬新なイチゴの捨て方をご存知の方は御一報ください。
 というか、クリスマスの夜にゴミ捨て場を眺めているぼくは大丈夫でしょうか。ぼくはダメだと思います。

『X-MEN』

 全部の爪をキレイに切っちゃうと、牛乳キャップが開けづらいんだよね~。 そんなわけで、小学校の頃は人差し指の爪だけ微妙に伸ばしてました。アホです。
 しかしこの映画でそれを思い出すのはもっとアホかもしれない。

続きを読む "『X-MEN』" »

『風よ、万里を翔けよ』(田中芳樹)

 『ムーラン』の感想を書いたときに「読みなおしてみたくなりました」 なんて言っちゃったので読みなおしてみました。『ムーラン』と同じく花木蘭という人物を描いた作品です。
 大業七年(西暦六一一年)二月、隋の煬帝ようだいみことのりを発し、高句麗国を討つべく天下に布告した。 動員された兵力は百十三万三千八百人。徴兵の令は木蘭の父、花弧のもとにも届いた。 花弧はすでに老齢に達し、戦傷のため片足は不自由なままである。 従軍すれば生きて還れることはないだろう。 花弧が覚悟をさだめかけたとき、扉口で金属質の音がした。 動かした視線の先では、愛娘である木蘭が、いかめしく甲冑を着込んで立っている。
「父上にかわって、わたくしが従軍いたします──」
 ディズニー版をムーランという少女の成長をテーマにした娯楽作品とするなら、 こっちは木蘭の目を通して見た歴史小説という感じ。 沈光や秦叔宝、羅士信といった歴史上の人物たちカッチョよく活躍するし、 隋という国が滅亡に向かって行く様を見ることができます。
 と言ってももちろん、娯楽部分もアリアリ。 ラスト付近で二人があんな出会い方するのは、まあ出来すぎだなぁというところもあるけど、 それも伝説っぽくていいかな。
 花木蘭伝説には諸説があって、時代も設定もさまざまなんだそうです。 要するに居たのかどうかハッキリしないのですが、実在したものだと思いたいなぁ。

ロウソク

 毎年誕生日のたびに必ずロウソクを吹き消して、それを今まで全部とっておいたとしたら今日で合計378本になります。
 だから何って言うか、とりあえず今日が誕生日だというアピールです。おや、こんなところに掲示板へのリンクが。

『四十七人目の浪士』(池宮彰一郎)

 12月になると街中がお祭り騒ぎですね。
 義士祭で。
 んなこたないですか。そうですか。
 享保三年十二月十四日。播州赤穂浅野家の旧臣四十七人は、宿敵吉良上野介の屋敷を夜襲した。 その引揚げの途次、大石内蔵助の命を受け、一統から離脱した者がいる。 足軽・寺坂吉右衛門。 吉右衛門が与えられた使命は討入の実相を旧主家に伝えること、更には一統の死後、 公儀や上杉家の誹謗に対抗するため、長く証人として生き抜くことであった。 その日から、吉右衛門の境遇は一変した──
 ということで、『四十七人の刺客』その後を描いた作品です。忠臣蔵その後と言ったほうがわかりやすいかな。
 討入という最大の見せ場が終わってしまった後の話ってことで、 正直そんなに盛り上がらないんじゃないかなぁと思いながら読み始めたのですが、全然そんなことねっすよ。 どこまで史実でどこからフィクションなのか全く判らないけれど、すごいドラマです。 吉右衛門の苦難の日は、内蔵助の遺志は報われるのか──。結構ドキドキしながら読んでしまいました。 文章も相変わらず、難しいけどカッチョいいです。
 池宮彰一郎の忠臣蔵ものはあと1冊、『その日の吉良上野介』というのがあるらしいので、 これもそのうち読むことに決定。

『臨機応答・変問自在』(森 博嗣)

 オリンピックで金メダルを取るような人っていうのはやっぱり、 凡人のアタマで計り知れないものがあるというかなんというか、まあ要するに この記事の 「98年4月」のところを見てほしいってことです。
 この本と何が関係あるのかっつーと、帯に「すべてがQ&Aになる!?」って書いてある、その「Q」だけです。すんません。
 作者は人気ミステリ作家でありながら国立大学の助教授でもあるのですが、 その講義では毎回出席をとるかわりに学生に質問をさせてるんだそうです。 返答は次の講義の最初にプリントで配布する、と。 その応答の中から面白そうなものを選んでまとめたのがこの本です。
 工学部らしく
 鋼構造は耐火性に乏しいと聞きましたが、表面加工で耐火性能は向上するのですか?
 なんて質問から、
 負けず嫌いという日本語はおかしいと思いませんか?  負けないことが嫌い、つまり「勝つことが嫌い」になるのでは?
 なんてのまで。
 雑学を増やすというよりはこのやりとりそのものを面白がる本ですね。 だいぶ作者の人となりが分かった気がします。 やっぱり犀川のモデルは作者なんだろうなぁ。

ジンジャー

 「インターネットを超える」とか「生活を根本的に変えかねないもの」とか噂されてた発明品、 《ジンジャー》がようやく発表されたようです。 記事は これ。 写真は これとか これ
 うーん。どうも芝刈り機に乗って遊んでるひとにしか見えません。 掃除機でもいいけど、どっちにしてもお母さんに怒られそうな感じ。
 いや、でも、デコボコな地面でも階段でも昇れてしまうという凄い物らしいので、多少のカッコ悪さは我慢なのです。 みんなが芝刈り機に乗って学校や会社に出かけていく姿を早く見てみたい。
 なんなら、次世代ジンジャーでは芝をバリバリ刈りながら走ってくれてもいいかもしれません。 その草をエネルギーに変換していくのです。未来のエネルギーはエコロジーなのです。なんとなく韻も踏んでます。
 ……草食って走るだけなら馬に乗りゃいいじゃん、という気もしてきました。未来って難しい。

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