ふんだりけったり
それなのに自転車を捜して寒い中を歩き回りました。
しかも結局自転車は見つかりませんでした。たぶん撤去されてます。
まさに踏んだり蹴ったりと言ったところですがこの言葉、 「踏まれたり蹴られたり」のほうが状況にあってるような気がしませんか?
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西暦1997年、東洋の全体主義国家、大東亜共和国。 この国では毎年、全国の中学3年生を対象に任意の50クラスを選び、 国防上必要な戦闘シミュレーションと称する殺人ゲーム、“プログラム”を行っていた。すごい簡単に説明すると「中学生たちが殺しあう話」ってことになっちゃうので、 映画化されたときにもさんざん話題になりましたが、ただ残酷なだけの話じゃないっすよ。
香川県城岩中学校3年B組の七原秋也ら生徒42人は、夜のうちに修学旅行のバスごと政府に拉致され、 高松市沖の小さな島に連行された。 催眠ガスによる眠りから覚めた秋也たちに、坂持金発と名乗る政府の役人が、“プログラム”の開始を告げる。
「今日は、皆さんにちょっと、殺し合いをしてもらいまーす」
誰かが、うっとうめいた。
3年B組 生徒名簿 | ||
男子 | ||
1 | 赤松義生 | 臆病ゆえに生徒の中で最初の殺人者になってしまう。 |
2 | 飯島敬太 | ある出来事で三村の信頼を失っている。 |
3 | 大木立道 | 突然出くわした秋也に驚き、襲いかかってしまう。 |
4 | 織田敏憲 | 自称「価値ある人間」。──なんでだ? 俺はもう死んでるんだぞ? |
5 | 川田章吾 | 前年の優勝者。「いい友達ができてよかった」 |
6 | 桐山和雄 | 最強の敵。「そこで俺はコインを投げたんだ」 |
7 | 国信慶時 | 秋也の親友。「おまえ、好きなやつ、いるか?」 |
8 | 倉元洋二 | 最期に矢作好美と分かりあうが、相馬光子に殺される。 |
9 | 黒長洋 | 不良グループ。 |
10 | 笹川竜平 | 不良グループ。 |
11 | 杉村弘樹 | ストイックな棍術使い。強い。千草貴子と琴弾加代子を捜す。 |
12 | 瀬戸豊 | 三村の親友。お調子者。「金井はすごくきれいだったよ」 |
13 | 滝口優一郎 | おたく代表。「証拠もないのに疑うなんてだめだ」 |
14 | 月岡彰 | オカマなのよね。 |
15 | 七原秋也 | ワイルドセブン。天才ショートストップ。「せいいっぱいでいいから走れ!」 |
16 | 新井田和志 | 言い訳男。痛そうな死に方ナンバーワン。 |
17 | 沼井充 | 不良グループ。桐山の信奉者。 |
18 | 旗上忠勝 | 野球部。滝口と一緒にいた。 |
19 | 三村信史 | ザ・サード・マン。「俺が信じられないなら、今、俺を撃て」 |
20 | 元淵恭一 | 男子委員長。メガネ君。 |
21 | 山本和彦 | 小川さくらと自殺。 |
女子 | ||
1 | 稲田瑞穂 | 「覚悟はいいですか、戦士プリーシア・ディキアン・ミズホ?」 |
2 | 内海幸枝 | 委員長。「この意味、わかる?」 |
3 | 江藤恵 | 光子の最初の犠牲者になる。携帯を持っていた。 |
4 | 小川さくら | 山本和彦と自殺。 |
5 | 金井泉 | 町議の娘。開始早々桐山に殺される。 |
6 | 北野雪子 | 由美子とともに皆の説得を試みる。 |
7 | 日下由美子 | 雪子とともに皆の説得を試みる。「あたしは、人を信じたいわ」 |
8 | 琴弾加代子 | お茶の先輩に憧れる。──あたしは一体、何をしたの? |
9 | 榊祐子 | 大木立道の死を見て混乱。秋也を異常に怖れる。 |
10 | 清水比呂乃 | 光子グループ。防弾チョッキにやられる。 |
11 | 相馬光子 | 鎌と美貌が武器。「あたしは、奪う側に回ろうと思っているだけよ」 |
12 | 谷沢はるか | 委員長グループ。 |
13 | 千草貴子 | 陸上部エース。──もうひとことオーケイですか、神様? |
14 | 天堂真弓 | 学校を出てすぐ殺される。 |
15 | 中川典子 | 「どうか生きて」「きっと、それでこそ、あたしがほんとに好きだったあなただと思う」 |
16 | 中川有香 | 委員長グループ。「味見」してしまう。 |
17 | 野田聡美 | 委員長グループ。 |
18 | 藤吉文世 | 坂持にナイフを投げられ殺される。 |
19 | 松井知里 | 委員長グループ。三村が好き。 |
20 | 南佳織 | アイドル大好き。比呂乃に撃たれる。 |
21 | 矢作好美 | 光子グループ。倉元洋二と分かりあうが、やはり光子に殺される。 |
今、おようが父親の遅い帰りに気をもんでいるのは、このところ市中を騒がせている辻斬りのためだった。 太刀筋の鋭さから「かまいたち」と呼ばれるその辻斬りは、犠牲者を選ばない。 居ても立ってもいられなくなった おようは、激しい雨の中、飛び出して行った. そしてそこで、出会ってしまったのである。 黒装束、右手に抜き放った刀を下げて、雨の中に仁王立ちする影──。(かまいたちだ) おようは観念して身を縮め目をつぶったが、次に目を開けたとき、男はいなくなっていた。 そして役人を連れて再び戻ってきたとき、そこにあったはずの死体までが消えていたのである。 それから数日後、おようの住む長屋に、一人の男が引っ越して来た。それは、あのときの男だった──ちょい長くなってしまいましたが、まあこんな感じのお話が表題作の『かまいたち』。 他に『師走の客』『迷い鳩』『騒ぐ刀』の三編で、計四編の短編が収録されてます。
リング事件より30年あまり前──山村貞子は、小劇団《飛翔》の新人女優として、不思議な美しさを放っていた。 《飛翔》の仲間であった遠山は貞子を愛し、貞子もまたそれに応えた。しかし、そこには大きな落とし穴があったのだ──ってのが『レモンハート』。二作目『らせん』の外伝的なお話が『空に浮かぶ棺』。 そして『ループ』の後日談とも言えるのが『ハッピー・バースデイ』。
日本最大の貯水量を誇る奥遠和ダム。 富樫輝男はこのダムで、ある女性の到着を待っていた。 富樫は二ヶ月前、事故で亡くなった友・吉岡和志の死の責任が自分にあると考えていた。 その吉岡が生前愛した女性──平川千晶が、このダムを訪れようとしている。 事件が起きたのはちょうどそんなときだった。 テロリストが、ダムを占拠した。 ダムの所員11人と千晶、そして下流にあるいくつもの市町村が人質にとられた。 外部からの道は全て深い雪に閉ざされている。 一人テロリストの手を逃れた富樫は、同僚と、そして亡き友の婚約者を救うべく、 堅牢な要塞と化したダムへと向かって行った──寒そう~~~なお話です。実際にこれを読んだのは10月のアタマ頃。まだそれほど寒い季節じゃなかったのですが、 何だか読んでて寒くなってきました。北国の人が読んだらもっとリアルに寒くなるんでしょうか。
黒衣の男は飄然と砂漠の彼方に立ち去った。ガンスリンガーはその後を追った。 黒衣の魔法使いは《暗黒の塔》の使者──秘密の鍵を握る者である。 最後の冒険者・ガンスリンガーは《暗黒の塔》へ至る道を求め、破滅後の世界を一人歩きつづける──わっかんねー。困った困った。自分の理解力に自信がなくなってくるくらい分からないですこの話。 すごく抽象的で説明が少なく、話も前後して語られるのですごく難しい。
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