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『スカーレット・ウィザード3』(茅田砂胡)

 宇宙を舞台にしたお話では「宇宙暦」とか「宇宙世紀」とかいう暦を使うのが一般的なようですが、 これ、実際に制定される日は来るんでしょうか?
 暦が始まるのは、人類が最初に月に立った年だとか、宇宙に移民を開始した日だとか、 作品によっていろんな設定があるようですが、どうも円満に決まりそうもない気がします。 ××国の偉業なら○○国が異を唱え、○○国の偉業なら××国が異を唱え……。
 ってことで、ぼくの提案としては何でもない年を「宇宙暦元年」にしちゃうのがいいのではないかと。 どの国も反対するような年にしてしまえばある意味平等です。どうだ。って、誰に言えばいいんだ。

 「共和宇宙暦」を使ってるスカーレットウィザードの、第三巻です。 もうネタバレ扱いにしちゃおう。
 共和宇宙標準暦945年7月14日、予定より二日早く、ジャスミンは男の子を出産した。 ところが夫であるケリーは前日に「三日で戻る」と言い残しどこかに出かけてしまっていた。 そして、三日が過ぎても戻って来なかった。 代わりに《パラス・アテナ》が係留を引きちぎり、管制を無視する猛速度でドックを飛び出した。
「第一級非常事態宣言! 操縦者の反応消失により、本船は緊急体制に移行しています。繰り返します。第一級非常事態宣言……」
 意外とあっさり(?)赤ちゃんが産まれてびっくり。 まあ父親が大変なことになってる分、そこは安産ということでバランスがとれてるのかな。 はやく夫婦そろって「あばばばばー」とかやってるところが見てみたいものですが、それって最終巻になっちゃうのかな。
 幽霊星の話が出てきましたが、これはどこまで説明されると思っていいものか……。 予想では、最後まで謎のまま残りそうな気がするのですがどうでしょか。
 また変なキャラが出てきた、クライスト。うわーナルシストキャラだーとか思って読んでたのですが、 予想より更に変なやつの予感がします、こいつ。
 ジャスミンとゼウスの会話。
「おまえ、ダイアナを知ってるのか?」
「彼女は、わたしの、あこがれの人なんだ」
 どうも何か非常に変なことを聞いた気がするが、この際それは後回しだと、ジャスミンは割り切った。
 「どうも何か非常に」という修飾詞がどうも何か非常に可笑しいです。

 外伝的ストーリー『十一番目のダイアナ』も収録。
 人間の身体を持たないダイアナたちの、一番大切な記憶。意外といえば意外だし、 当然といえばこれほど当然なものもないかなぁ。

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