『エル 全日本じゃんけんトーナメント』(清涼院流水)
『ミニモニじゃんけんぴょん』が流れた途端、狂ったように踊り始めるガキンチョを見たことがあります。
まさに日本の未来はウォウウォウウォウウォウだと思った瞬間。
あーいう子が大人になったら こんな大会を開いちゃったりするんでしょうか。
正直、表のストーリーだけ読むと、かなり予想できる展開をしてくれちゃうのでちょっとショボイのですが、 裏ストーリーがあるのと仕掛けがあることを含めるとまあ面白い……かな。サクッと読めます。
以下ネタバレ。
これだけは突っ込ませてもらわないと。天草翔の台詞です。
「CPUが一つしかない場合は、同時押しは利かないんだ。同時に読み取る、ということができないからね。 自動販売機や、初期のファミコンにしてもそうだ。一プレイヤーのコントローラーとニプレイヤーのコントローラーを 順番に読み取るのがファミコンのCPUだ。だから、一プレイヤーとニプレイヤーが、 コントローラーのボタンを同時に押したと思っても、どうしても有利不利が出てしまう」
アホかー。そんなことありません。 よっぽどヘナチョコなプログラマが作ったらそうなるかもしれないけど、 普通は有利不利のできないようにプログラムを組めますし、組みますよ。 スーパーファミコンがマルチCPUだというのも変だし、 だいたいマルチCPUについて誤解がありそうです。 コンピューターに詳しいキャラの台詞なんだから、もうちょっと調べて書いて欲しいもんです。 木村くんを騙すための嘘、ととれないこともないけど、それなら種明かししてくれないと、ねえ。
あーいう子が大人になったら こんな大会を開いちゃったりするんでしょうか。
……どこから狂い始めたのだろう。ごく平凡な中学三年生のぼくが、なんの間違いからか、 多くの人々に注目されることになってしまった。 全日本じゃんけんトーナメント── のべ3000万人が参加するこの大会は、億単位の金が動く、日本最大のエンターテインメント・ショウだ。 平均視聴率70パーセントを超えるというその決勝大会に、あろうことか このぼくが勝ち残ってしまった。 人に注目されるなんてゴメンだ。ホント、早く負けたいよ──よくまあ じゃんけんだけで1冊書いたなーという感じですが、テーマだけでなく中身も変わってます、この本。 第1章はA、第2章はB、第3章はA……という感じで、2つのパターンが交互に繰り返されてるのですが、 まずはAだけを1、3、5……と読んでみる。 次にABAB(1234……)と読みなおすと、全く物語が姿をあらわす──という仕掛け。 名前だけでなく考えることも変わってます、この作者。
正直、表のストーリーだけ読むと、かなり予想できる展開をしてくれちゃうのでちょっとショボイのですが、 裏ストーリーがあるのと仕掛けがあることを含めるとまあ面白い……かな。サクッと読めます。
以下ネタバレ。
これだけは突っ込ませてもらわないと。天草翔の台詞です。
「CPUが一つしかない場合は、同時押しは利かないんだ。同時に読み取る、ということができないからね。 自動販売機や、初期のファミコンにしてもそうだ。一プレイヤーのコントローラーとニプレイヤーのコントローラーを 順番に読み取るのがファミコンのCPUだ。だから、一プレイヤーとニプレイヤーが、 コントローラーのボタンを同時に押したと思っても、どうしても有利不利が出てしまう」
アホかー。そんなことありません。 よっぽどヘナチョコなプログラマが作ったらそうなるかもしれないけど、 普通は有利不利のできないようにプログラムを組めますし、組みますよ。 スーパーファミコンがマルチCPUだというのも変だし、 だいたいマルチCPUについて誤解がありそうです。 コンピューターに詳しいキャラの台詞なんだから、もうちょっと調べて書いて欲しいもんです。 木村くんを騙すための嘘、ととれないこともないけど、それなら種明かししてくれないと、ねえ。
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