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『すべてがFになる』(森 博嗣)

  「オールF」だと思うとなんかアタマわるそうですが、油断してるといきなり冒頭ですごいシーンがあります。
「165に3367をかけるといくつかしら?」女は突然質問する。
「55万……、5555です。5が六つですね」萌絵はすぐ答えた。
 ええ!? アナタそろばん何級?
 なんだか理系な感じ漂うミステリです。
 N大学工学部助教授・犀川創平は教え子の西之園萌絵とともに とある孤島の研究施設を訪れた。 そこには、14歳のときに両親殺害の罪に問われ、以来外界との交流を拒みつづけている天才工学博士・真賀田四季がいる。 一週間、外部との交信を断っていた博士の部屋に犀川は入ろうとしたが、 そのとき彼が見たのは誰も予想し得ない光景だった。 ウェディングドレスを着た女の死体が、部屋から進み出てくる──。 そして、部屋には不思議なメッセージが残されていた。 「すべてがFになる──」
 犀川・萌絵コンビの第1巻。──なんてことは知らずに読んだのですが、結構おもしろかったっす。
 別に165×3367が暗算できる必要はないけど、コンピュータの知識はちょっとはあったほうがいいかも。 どうやら作者は理系出身の人らしく、そのへんがちゃんと描かれた珍しい作品です。
 理系理系と強調してしまいましたが、別に文系のひとが読んでも大丈夫。 萌絵のお嬢様設定なんかはマンガっぽいんだけど、それはそれで楽しい感じ。とりあえず次作も読むつもり。
 以下ネタバレ。
 コンピュータ関連がちゃんとしてると書いたけど、気になることがひとつ。 デボラの機能がかなーり凄いのですが、これが16bitのマッシーン上で動くかなぁ? int型がいつまでも16bitだと思ってたら痛い目あいまっせ、とプログラマ的視点。
 真賀田博士の娘が……説はぼくにも思いつきました。やった! と思ったけど、流石に動機までは解からなかった……。 というか、真賀田未来のことをもうちょっと突っ込んで考えなかったのは不覚。怪しかったのに!
 世津子の正体(?)はベタだなぁ。最後まで引っ張ったからもうちょい何かあるかなとも思ったけど。 ま、次回以降に期待でしょうか。

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