おーは
電車に乗っていると、隣りの席に外国人の男女が乗りこんできました。歳は30代半ばくらいでしょうか。
まあ特に気にせず本を読んでいたのですが、何やら騒がしいので顔をあげました。
見ると、女性は両手の親指と人差し指をくっつけ、
胸の前から前方に向かって、勢い良く突き出しています。
「おーはっ!」
慎吾ママ?
「おーはっ!」
いや、おはスタのほうかもしれん……。 どっちにしても、微妙に間違ってるのが気になります。うう。つっこみたい。
「おーはっ! おーはっ!」
動揺するぼくを無視して、女性は独自のおーはを繰り返します。執拗に男性の顔を見ているところを見ると、男性にも「おーは」をやらせたいようです。
「……おーは」
「おーは!」
「……おーは」
「おーは!」
ついに「おーは」をはじめてしまった男性。
でも、違うんだ。違うんだよ。
よっぽど教えてあげようかと思いましたが、 ここでぼくまで「おっはー」をはじめると電車の席で「おっはー」をする奇妙な3人という絵面ができあがる上に、 「何も知らない外国人に変テコな日本文化を教える日本人」だと思われそうなのでやめました。
「おーはっ!」
慎吾ママ?
「おーはっ!」
いや、おはスタのほうかもしれん……。 どっちにしても、微妙に間違ってるのが気になります。うう。つっこみたい。
「おーはっ! おーはっ!」
動揺するぼくを無視して、女性は独自のおーはを繰り返します。執拗に男性の顔を見ているところを見ると、男性にも「おーは」をやらせたいようです。
「……おーは」
「おーは!」
「……おーは」
「おーは!」
ついに「おーは」をはじめてしまった男性。
でも、違うんだ。違うんだよ。
よっぽど教えてあげようかと思いましたが、 ここでぼくまで「おっはー」をはじめると電車の席で「おっはー」をする奇妙な3人という絵面ができあがる上に、 「何も知らない外国人に変テコな日本文化を教える日本人」だと思われそうなのでやめました。
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