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『ぼっけえ、きょうてえ』(岩井志麻子)

 「とても」と同じ意味の言葉と言ったら何を思い浮かべるでしょうか。
 すごい、超、激、オニ、なまら、でら、ごっつい、どえらい、スーパー、ハイパー、ウルトラ……。
 「超」なんかは「ちょう↓」と語尾が下がるものと「ちょー↑」と微妙に上がるものがあったりするので要注意。
 そういえば小学校の一時期、「もろちょん」というのが流行ってました。
「もろちょんカッコイイ!」
 とかいった具合に使うのですが、いったい何が語源なのかサッパリわかりません。 「もろ」っていうのは「もろに喰らった」とかいうときの「もろ」かなぁという気はするのですが、 「ちょん」って何?
 ──いま検索してたら「チョモランマ」じゃないかという説を見つけたのですが、イマイチ信憑性に欠けるようです。
 そんなわけで、もろちょん情報を募集。いや、もし情報がなくても、とりあえず
「ぼくも(わたしも)もろちょんという言葉を もろちょんを使っていた!」
 という恥ずかしい人が居たら、是非恥ずかしがらずに名乗りでてください。

 すっかり関係ない話になりましたが、今日の小説は『ぼっけえ、きょうてえ』。 岡山の方言で「とても、恐い」の意味です。
 ……妾の身の上を聞きたいじゃて? ますますもって、変わったお方じゃなぁ。 しゃあけどますますええ夢は見られんなるよ。
 妾の身の上やこ聞いたら、きょうてえきょうてえ夢を見りゃせんじゃろか。
 それでもええて? そんなら話そうか──
 表紙裏と同じとこ引用してしまいましたが、まあ、この作品の雰囲気を紹介するのには ここをそのまま読んでもらうのが一番だと思ったので勘弁してください。 雰囲気を紹介する気があるなら「もろちょん」なんてマクラを書くなって話もありますが。
 第6回日本ホラー小説大賞受賞作品ってことで、流石に怖い。いや、恐てえです。 いや、恐てえだけじゃなくて辛いかな……。 こんな身の上話されたらぼくにはかける言葉が見つからないと思うので、それが辛い。 この主人公の気持ちが「わかる」などとは間違っても言えないし……。
 本書には表題作『ぼっけえ、きょうてえ』の他に 『密告函』『あまぞわい』 『依ってくだんの如し』の4作が収録されています。  個人的には4作目の『依って……』が一番印象的でした。シズ可哀相。

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