『火車』(宮部みゆき)
どーもクレジットカードというやつはイマイチ好きになれないのですが、
この作品を読んだらますます使えなくなる気がします。
利点があるのも分かるし、この作品だって別にクレジットカードの意義を否定した作品というわけでは全然ないのですが……。
ちょっと訊き込みされるだけのオジサンも、なんだか嫌味なオバサンも、 そのひとの生活が垣間見えるようなエピソードが必ず織り込まれている。みんな精一杯生きている。 そんな世界の中だから、厳しい辛い現実を描いていても、どこか全体としては暖かい印象の作品になるんじゃないかなーと。 我ながらもっともらしいことを言いますね。
クレジット、ローン、自己破産などについても一通りの知識が分かりやすく解説されているので、 高校生あたりの課題図書にしてみてもいいんじゃないの先生?
怪我で休職中の刑事・本間俊介は、死んだ妻の甥・栗坂和也に人探しを頼まれた。 失踪したのは和也の婚約者である関根彰子。 二人は結婚を間近に控え幸せな日々を送っていたが、 ある日、彰子がかつて自己破産をしていたという事実が判明してしまう。 困惑し説明を求める和也に、彼女は時間が欲しいと言った。 しかし、彼女は次の日には、煙のように消え失せてしまったのだ。 彰子の足跡をたどる本間。やがてその前に浮かび上がったのは、驚くべき事実だった──事務員のみっちゃんがなんだか妙に気に入ってしまいました。すげーいいキャラ。 こーんな端役にもこーんないいキャラを用意できるのが宮部みゆきの真骨頂じゃないかなと思います。
ちょっと訊き込みされるだけのオジサンも、なんだか嫌味なオバサンも、 そのひとの生活が垣間見えるようなエピソードが必ず織り込まれている。みんな精一杯生きている。 そんな世界の中だから、厳しい辛い現実を描いていても、どこか全体としては暖かい印象の作品になるんじゃないかなーと。 我ながらもっともらしいことを言いますね。
クレジット、ローン、自己破産などについても一通りの知識が分かりやすく解説されているので、 高校生あたりの課題図書にしてみてもいいんじゃないの先生?
« 『クローディアの告白』(ダニエル・キイス) | トップページ | 『黒竜潭異聞』(田中芳樹) »
「読書(国内小説)」カテゴリの記事
- 『グイン・サーガ92 復活の朝』(栗本 薫)(2008.01.29)
- 『グイン・サーガ91 魔宮の攻防』(栗本 薫)(2008.01.29)
- 『竜馬がゆく(4)』(司馬遼太郎)(2008.01.03)
- 『竜馬がゆく(3)』(司馬遼太郎)(2007.11.16)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント