『インデペンデンス・デイ』
やられた……。てっきりインディペンデンスだと思ってたのに。
世界の主要都市上空に、突如巨大な宇宙船が現れた。 異星人とのファースト・コンタクトに沸き返る人類だったが、 船から放たれたのは主砲による強烈な一撃。街は跡形も無く破壊された。 米国首脳陣は間一髪で脱出に成功していたが、 軍による反撃はことごとく強力なシールドに阻まれてしまう。 圧倒的な戦力の前に、人類に残された道はあるのか──ホントは真面目~なSFを期待をして見始めたのですが、どうも可笑しくて困りました。 演出がどう見ても『特報リサーチ』なので、左下からピピピ…と文字が出てくるたびに佐野史郎の顔が浮かんできます。
まあ実際に出てくるのは松岡チーフではなくて米国大統領なのですが、 この大統領がウソつけこらーっていうくらい格好よい。 世界一の大国の大統領ともなると、このくらいの人物が期待されてるってことで、 大変な職についたよね。辛いね。ってな感じです。
ストーリー的にはかなり大味。本格SFだと思って見るとちょっと辛いので、 金のかかったバカ映画だと思って見るとちょうどいいかも。
あとはネタバレ箇条書き。
・ブーマー(犬)、助かってよかったね。
・エイリアンをグーで殴るウィル・スミスに爆笑。しかも気絶するエイリアン。オイシすぎ。
・ウェルズくらい読んどけ、デヴィッド(ゲイツ顔)。
・爆発する要塞から脱出する宇宙船! なんてベタ! こんな絵、グラディウス以来です。
・大統領の演説が終ったところで終りのほうが話としては締まったような……気がします。
『インデペンデンス・デイ』
監督:ローランド・エメリッヒ/主演:ウィル・スミス
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