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『黒い家』(貴志祐介)

 自分と全然違う世界の話というのは結構面白いもので、保険会社の窓口業務なんてのもそのひとつ。 巨額のお金が動くことから、犯罪に結びつくことも少なくないということで、 顧客への応対マニュアルもいろいろ細かいようです。曰く、
  • 頭に血の上った客に対しては、絶対に熱い飲み物を出してはいけない。 冷たいジュースなどを出して、ともかく一口飲むように勧める。
  • カウンターや応接室のテーブルの上には、 重い石の灰皿など凶器になる可能性のあるものは絶対に置いてはいけない。
 うわー大変だと思う反面、なるほど勉強になるなーとも思います。 あまり役立てたくない知識ではありますが。
 今日の小説のストーリーと直接関係のある話ではないのですが、 きっとこういったディティールこそが話にリアリティを与えるんじゃないかと。
 生命保険会社に勤める若槻慎二は、保険金の支払い査定に忙殺されていた。 ある日、指名されて顧客の家に呼び出された若槻は、そこで子供の首吊り死体の第一発見者にされてしまう。 ほどなくこれは自殺であるということになり死亡保険金が請求されるが、他殺であることを確信していた若槻は、 独自に調査を開始する。その先に、どんな悪夢が待ち受けているのかも知らずに──
 こわー。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作というだけあって確かに怖い。 追い詰められるシーンも怖いんだけど、そこに至るまでの地味な攻撃が異常性に満ちていて、 そして何より現実に起こりそうで、ホントに怖いです。
 映画化もされていて、黒い家に住む夫婦を演じるのは西村雅彦と大竹しのぶだとか。そりゃ怖そうだ。

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