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刻謎宮ときめいきゅう』(高橋克彦)

 あらすじ読んだだけでクラクラしてきます。
 勝海舟との出会いから数年。ミケーネ遺跡を発見したシュリーマンは、 そこに、ある筈の無い物を発掘してしまう。 黄金製の時計──しかもそれは、他ならぬ彼自身が勝海舟に贈ったものであった。 一方、病に伏せっていた沖田総司は、死の床で不思議な声を聞く。
「君は間もなく死ぬ。だが、君でなければできない仕事があるのだ」
かくて総司は蘇り、狂った歴史を正すため、アンネ・フランク、マタハリらと 共に古代ギリシアの地に降り立つ。全ての元凶は勝海舟なのだろうか?  調査をすすめる3人は、やがて神話の世界へといざなわれる──
 もうわけわからんッつー感じですが、実はサクサク読めます。
 ちょっと都合よすぎるというか、説得力に欠ける部分もありますが、娯楽小説だからまあいいか。 次々に神話のエピソードがあらわれて、中途半端な僕の知識は更に半端に更新されていきます。 これは何かに似たノリだなぁと思ってよくよく考えてみたらアレでした。映画版のドラえもん。
 しかし勝手にこんな冒険させられた登場人物たちが、あの世でひっくりかえってそうで心配です。

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