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魍魎の匣(もうりょうのはこ)』(京極夏彦)

 この本の裏表紙(新書版の)はどーかと思います。かなり。
 少女──柚木加菜子が駅のホームから落ちた。 刑事・木場修太郎は偶然その事件に巻き込まれた。 少女は瀕死の重傷を負ったが、女優であった母親のコネクションを通じて、ある施設へと運びこまれる。 同じ頃、作家・関口巽は連続バラバラ殺人事件の調査に巻き込まれていた。 その事件は切断された四肢が、それぞれ隙間なく箱に詰められているという、 極めて猟奇的なものであった。 調査の帰り道、道に迷った関口達は、窓一つない四角い建物へと迷い込む。 それはちょうど、箱──ひとつの巨大な箱のようであった。 そしてそこには木場修太郎の姿。木場は云う。この事件にこれ以上関わるな──
 面白い~。至る所に現れる、はこ、箱、筥、匣、のイメージ。 みつしりと詰められた狂気。あまりに大胆なトリック。 全てを知ったあとにもう一度思い返すと、ゾクリとします。
 やっぱり敷居が高いので万人にオススメはできないけれど、活字を読むのが 苦にならない人にはオススメしたいです。ちゃんと一作目の『姑獲鳥の夏』から。
 主人公たちのキャラクタもいいです。変人ぞろいなのですけれど、
 木場は毒づいた。つまり、少し嬉しかったのだ。
 なんてすごくいい感じ。芥川の幽霊にも笑わせていただきました。 こりゃファンもつくわ。

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