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『中国武将列伝』(田中芳樹)

 いま「中国無精列伝」と変換されてぐったり。そんな本は読みたくないです。 いや、ホントはちょっと読みたいけどまあいいや。
 それじゃ中国の武将に興味があったのかと言うとそんなことは全然なくて、 田中芳樹の著作なので読んでみたというだけなのですが、それこそまさに作者の思うツボ。 三国志もいいけれど、他の時代の中国史にも興味を持って欲しい…ってな感じで 各時代の武将のいろいろなエピソードが紹介されています。

 例えば西暦1252年、郭侃(かくかん)という武将が フラグ(ハーン)のもと、 シリアにて十字軍と戦ったという事実。
 モンゴルの大遠征をあまり美化するわけにはいかないが、 中国人武将が地中海の落日をながめながら、 十字軍の騎士たちの拠る城塞をいかにして攻略するか、 馬上で策を練る姿はなかなか絵になりそうである。
 うむ。絵になりそうである。13世紀という時代に大陸を遥か横断して地中海へ。 ちょっと想像もつかないくらいの壮大な旅路です。

 例えば光武二十八将の一人、馬援。
 六十歳を過ぎてから前線に出ると言うときに、 光武帝が「もう歳なんだからやめろ」といったんですけれど、 光武帝の目の前で荒馬を引き出して、それに飛び乗って走り回ったんで、 光武帝が、「矍鑠たるものだ」と苦笑いして、 「では行ってこい」といったという、有名な話があります。 ですから元気なお年寄りを矍鑠というのは、これから始まります。
 小説か映画のワンシーンのような光景。ちなみにこの馬援、 「三国志演義」で諸葛亮が南征したとき、 この人の霊をまつったというエピソードがあるくらいの人物だということです。

 世界史の授業もこんな感じで、人に焦点をあてて教えてくれれば面白いのに。 「ヒーロー」なんてものに弱い中学生なんかコロッと引っかかって歴史好きに なっちゃう気がするんですけどね。

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