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『別れの顔』(ロス・マクドナルド)

 なんかたまたま名前を目にする機会が続いたので読んでみました。 この人の本を読むのははじめて。
 私立探偵リュウ・アーチャーが依頼されたのは、 金の小箱の盗難という一見平凡な事件だった。 数日前から様子のおかしかった依頼人の息子ニックの犯行と思われたが、 アーチャーが発見したのは拳銃を手に錯乱したニックの姿だった――
 どういうわけか全然集中して読めなかったので ちゃんとした評価ではないかもしれないけれど、ちょっとキャラが弱い気が。 過去の秘密が事件の鍵を握っているわけですが、 もうちょっと感情移入できないと秘密への興味もわかないわけで…。
 もう一冊くらい読んでみようかとも思うので、 オススメ作品などありましたら教えてもらえると嬉しいかも。

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